製品紹介  |  車道用

車道用

クールネスコートHT-D

車道用熱抑制塗料

① 何について何をする技術なのか

・アスファルト舗装で覆われている路面も日射吸収率が大きい構造物としてヒートアイランド現象の一因とされており、熱環境の改善を求められている。

・アスファルト舗装表面にクールネスコートを塗装することで、ヒート-アイランド現象を緩和する塗料です。

② 従来はどのような技術で対応していたのか

保水性舗装

路面温度低減効果の持続のためには、散水により定期的に水分を供給し、保水材内部に保持する必要がある。(水分が蒸発する際の気化熱により路面温度低減させる工法)
そのため建設、維持管理コストが高価。

遮熱塗料(反射型)

日射反射率が高いほど遮熱性能が良いとされています。
しかし高反射率塗料であればあるほど塗装初期は周辺部へ太陽光の照り返しや熱の反射散乱などの悪影響を与えます。
また、遮熱への対応が反射作用のみであるため、経年変化による塗装面の劣化及び汚れによる遮熱性能低下や遮熱への対応が反射作用のみであるため、日没後、蓄熱された熱に対して対応ができなくなります。反射の方法なので黒色に近いほど日射反射率が低いので、車道用として望ましい黒色系は不可能。

③ 新規性及び期待される効果

この様な状況から取り組み開発したクールネスコートHT-D(舗装用熱抑制塗料)は従来型の遮熱塗料とはメカニズムが異なり、太陽エネルギーを高反射するものではありません。日射反射率に支配されないので、ツヤ消しタイプ(黒色系可能)でありながら、高い温度低減効果が得られます。

特長

・耐磨耗性が高く耐久性に優れている。

・排水性舗装の骨材飛散防止。

・非常に硬化が早く、低温でも塗装後1時間で交通開放が可能です。

・車道用として望ましい黒色系やカラー舗装などの着色が可能。

・アスファルト表面温度が50℃に達した時、クールネスコートHT-D(黒色N-3相当)を塗装した表面温度は未塗装と10℃以上の温度差。

適用箇所 (軽交通から重交通)

・車道 (蓄熱照り返し防止・凍結防止)
・駐車場 (蓄熱照り返し防止・凍結防止)
・歩道 (蓄熱照り返し防止・凍結防止)
・橋 (凍結防止)

使用先

・スーパー (駐車場・歩道・広場)
・コンビニ (駐車場)
・遊園地 (駐車場・歩道・広場)
・公園 (歩道・広場)
・野球場・ドーム (廻り)
・商店街・スクールゾーン・交差点
・公共工事 (車道・歩道)

試験結果

クールネスコート HT-D (MMA)路面での遮熱効果試験

実験方法

 本実験では、車道用として望ましい黒色の色調 明度N-15相当(日本塗料工業会 塗料用標準色見本帳)程度と定め、 写真のように密粒度アスファルト未塗装と クール サーモHT-D(色調黒系)を塗装した試験体にランプを1時間照射して表面温度の変化を測定した。

試験写真1試験写真2
▲(左)アスファルト未塗装の試験体
▲(右)クールネスコートHT-D(色調黒系)
    を塗装した試験体
▲ランプ照射試験

結果

 密粒度 アスファルト未塗装の表面温度が50℃に達した時の温度差は 10℃ 以上60℃に達すると 13℃以上、70℃では、15℃以上の温度差が出た。
よって、HT-Dは、路面温度抑制効果があり、ヒートアイランド対策に、大きな効果がある事がわかる。

試験資料(グラフ)

時間(min) 未塗装(℃) HT-D 塗装(℃) 温度差(℃)
0 20.1 20.1 ±0
10 40.9 33.1 -7.8
20 50.6 40.0 -10.6
30 59.5 46.5 -13.0
40 67.9 52.8 -15.1
50 72.6 56.5 -16.1
60 76.3 58.8 -17.5

 

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